ダビデ
サウル王に継ぐ、イスラエル王国の二代目の王。
ユダヤ人を苦しめていたペリシテ人に対して小石と石投げ器を使って闘った。
旧約聖書、サムエル記17章
ダビデは、その装束の上にサウルの剣を帯びて歩いてみた。だが彼はこれらのものに慣れていなかった。ダビデはサウルに言った。「こんなものを着たのでは、歩くこともできません。慣れていませんから。」ダビデはそれらを脱ぎ去り、自分の杖を手に取ると、川岸から滑らかな石を5つ選び、身に付けていた羊飼いの投石袋に入れ、石投げ紐を手にして、あのペリシテ人に向かっていった。
パレスチナとはペリシテ人の意味。

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「ダビデ像」
(ミケランジェロ)
フィレンツェ、アカデミア美術館 |
ミケランジェロのダビデは右手に石を握り、石投げ紐を左肩に掛けて、ハッタと敵をにらみつけている一瞬だ。
ダビデが全イスラエル統一王国の王となったのは紀元前993年である。ダビデ王はペリシテ人を撃破して支配下におさめ、周辺の諸地方も征服して、北はダマスカスから南はアラビア砂漠に及ぶ大領土を実現した。これがユダヤ人の歴史で後にも先にもただ一つの統一王国だ。ダビデ王はユダヤ民族の栄光のシンボルである。
ヨーロッパの教会で王冠をいただき竪琴その他の楽器を手にしている像があったら、それはダビデ。
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