2002年
3月7日〜3月13日

フランス世界遺産巡り


     フランスの誇る三大ステンドグラス  

私は道であり、真理であり、命である。
私を通らなければ、だれ一人、父のもとに行くことは出来ない。
 (ヨハネ福音書第14章6節)

シャルトル大聖堂=西正面バラ窓と3連のランセット窓

バラ窓は13世紀(1216年頃とみられる)。直径約13m。
「最後の審判」をあらわす。
中央に両手を広げ、手から赤い血を流しているキリストが描かれている。

シャルトル大聖堂=内陣高窓のステンドグラス 1225年頃

中央のステンドグラスの下から上に向かって、「受胎告知」「訪問」があり、
その上に聖母子像が輝く。
その左側のステンドグラスにはアロン、右にはモーゼとイザヤが、
それぞれの上部には天使が配されている。

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シャルトル大聖堂のステンドグラスは12c-13cのものであり、
同時代ののステンドグラスがほとんど残っている唯一の聖堂。
一部に1194年の大火以前のステンドグラスも残っている。

ノートルダム寺院

北のバラ窓

ノートルダム寺院

南のバラ窓

 

サント・シャペル ステンドグラスの色は赤が基調

サントシャペルはゴシック絶頂期の傑作。 色ガラスで描かれる聖書の物語は、もともとは字の読めない
民衆のための「本」だったのだが、この教会の巨大なステンドグラスは、華麗過ぎるほどの色彩と
金属枠の多用によって、絵そのものの分かり易さを犠牲にしている。