ラ・ボエーム 台詞の理解
第一幕
配役 | 台詞 | 状況 |
マルチェッロ | この「紅海」のやつめ、俺をびしょぬれにして凍えさせやがる
復讐のために、ファラオを溺れさせてやろう |
西向きの部屋に置かれた画家マルチェッロの絵。 「紅海」の絵は第3幕では無残にもキャバレーの看板で使われる。 |
ショナール
ロドルフォ |
見えんか?このお方をどなたと心得る? |
ショナールが投げた銀貨。 |
マルチェッロ | 火をつけろ |
ストーブを燃やすのに火打石を使う。 |
ロドルフォ |
いいや、この紙を灰に変えて、霊感を天に返してやるのさ |
部屋を暖めるには原稿では不十分。しかも書かれていない白紙ではなくて、わざわざ苦労して書いた原稿を燃やすのは・・・ |
ショナール |
俺は3日間ずっと弾きっぱなしだった。 |
パセリは鳥類、特にオウムに与えては駄目。 |
ショナール |
ロリートのやつ、くちばしを広げてソクラテスみたいに死んだんだ! |
ソクラテスは賢者との論争の末に、「知っていると思い込んでいること」は「理解していないこと」であることを証明する。恥をかかされた賢者たちは怒ってソクラテスを裁判にかけ、死刑の判決を与える。投獄されたソクラテスは、毒人参の杯で飲んで死んだというエピソードにちなむ。 |
ベノア | 私も歳はとりましたが、まだまだイケますよ | Benedetta: 祝福されたの意味。 |
ロドルフォ |
アスペッティ シニョリーナ 待ってください。お話ししても良いですか? |
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ミミ |
皆は私をミミと呼びます。でも私の名前ははルチアです。 |
ルチアとはラテンゴのLUX(光) 古代ローマでは「夜明けの最初の光の子」に名付けられる名前。 |
第二幕
配役 | 台詞 | 状況 |
ミミ | カフェ・モミュス |
カフェ・モミュスのあった場所 |
ミミ | 心の中を読み取れる人は、愛のことも良く知っているのね。 | |
コルリーネ | サラミだ! |
女嫌いのコルリーネの女性観 |
マルチェッロ |
水浴びのスザンナだ! |
「スザンナと長老たち」、別名「スザンナの水浴」 |
第三幕
配役 | 台詞 | 状況 |
アンフェール(地獄)門 |
居酒屋の看板はマルチェッロの「紅海の横断」 | |
ロドルフォ |
願っていたい 永遠に冬が続くことを! |
ミミこそロドルフォの中で消えかかっていた「火」を再び燃え上がらせてくれる存在。 しかし、その命の火は第3幕のフィナーレで再び燃え上がるも、ラストシーンでそのともしびは完全に消えてしまう。 |
第四幕
配役 | 台詞 | 状況 |
コルリーネ |
古い外套よ、分かっているな |
外套(汚いコート)はボヘミアンの象徴。 |
ショナール |
哲学者よ! その通りだな |
いつも本ばかり読んでいて、世の中や人生を冷静に揶揄してきたコルリーネは哲学を捨てることを決意。 |