神々の指紋


 

地球が一回転するには24時間かかり、赤道の長さは、40,076.51キロある。赤道の上にじっと立っている人は、実際は動いており、地球と一緒に回転する速さは、時速1669キロ以上だ。

地球は自転しながら太陽のまわりを公転している。軌道はわずかに楕円形で、完全な円ではない。軌道を回る速度は恐ろしく速く、時速107千キロだ。これは、平均的なドライバーが六年間運転して走破する距離だ。地球はどんな弾丸よりも遥かに速く宇宙を飛んでおり、毎秒29.6キロになる。

一周するのに一年かかるこの途方もない軌道レースにわれわれも参加している。だがレースが行なわれていることを示す唯一の証拠は、ゆっくりとした李節の移り変わりしかない。

季節をもたらす地球の自転軸の傾きは黄道傾斜と呼ばれ、現在は23.5度である。この黄道傾斜角は不変ではなく、垂直に最も近づいたときが22.1度で、最も傾いたときが24.5度になる。一周期つまり24.5度から22.1度になり、再び24.5度に戻るのには、ほぼ41千年の時間がかかる。

つまり、この我々の住むはかない惑星は、揺れながら回転し、軌道を駆け巡っている。軌道を巡るのに一年かかり、自転には一日かかり、揺れは41千年周期だ。激しい天空のダンスは、飛んだり跳ねたり突進しながら永遠に続いていく。

 

離心率

「われべロックスは、べルスの言葉を伝える者として断言する。受け継がれてきた地のすべてのものは、焼き尽くされるであろう。それが起こるのは、五つの惑星が蟹座に集まって一列に並び、あたかも一本の直線が惑星たちを貫くように見えるときだ」

五つの惑星が一列に並ぶことにより、強大な引力が生まれると予測されるが、この現象は2000年の55日に起こる。この日、海王星、天王星、金星、水星、火星が、地球から見て太陽の反対側に整列し、まるで宇宙で綱引きをするような配置になる。

季節が始まる事を示す、四つの重要な天文学的瞬間

至点と分点

北半球では日射時間が一番短い日=冬至は1221日、

一番長い日=夏至は621日、春分の日は320日、秋分の日は922日。

春分と秋分に昼と夜が地球上どこでもまったく同じ長さになるのが、地球の傾いた地軸が太陽に対して真横を向くときである。

 

春分点

太陽が昇るとき背景に見える星座は、毎月変わる。

現在、春分の日に、太陽は真東から魚座と水瓶座の間に昇る。

歳差運動の影響で、春分点は毎年軌道上でほんのわずかずつ早まっていく。その結果、黄道の十二宮の間を非常にゆっくりと移動し、一つの星座で2160年ほど過ごし、59202万年で一周する。

現在は「魚座の時代」の終わりにあたり、水瓶座の「新時代」に入ろうとしている。

 

方位

大ピラミッドの北面はほぼ完璧に真北を向いている。東面も南面も西面も、それぞれが正確に誤差なく真東、真南、夏西を向いているのだ。建築家もなぜこのような精度を必要としたかを理解できないという。実際に建築をする側からみると、このような精度を達成するためにかかる費用と時間と困難は、できあがる結果からみて採算に合わないのだ。このような精度は、いつの時代の建造物だとしても、信じがたいし不可解だ。とくにこのピラミッドが建てられたとされている4500年ほど前のエジプトでは、不自然なほどの芸当だ。

この印象はこの遺跡の他の面からも確認することができる。たとえば底辺の四つの長さはほとんど同じだ。その精度は現代の建築家が普通のオフィスビルを建てるときに求められる精度よりも高い。北辺の長さは230.25m、西辺は230.35m、東辺は230.39m、南辺は230.45mだ。

一番長い辺と一番短い辺の差は20センチしかない。

なぜ彼らはこのような高い精度の建造物を造る必要があったのか?

現代のビルや家でも、完璧な90度を持つ建物は少ない。一度程度は狂っているのが普通だ。それでも構造的には影響がなく、その誤差に気づく人はいない。だが大ピラミッドへ場合、古代の建築家は誤差をほとんどゼロにしている。大ピラミッドに関することは、すべてこのように説明しがたいことばかりだ。

 

砂漠の船

ピラミッドの縦坑の中には、海を渡ることもできる長さ43.4mというさらに大型の船が入っていた。現在この船は、ピラミッドの南側にある醜い近代建築のボート博物館に収められている。杉の木で造られたこの美しい船は、建造されてから4500年たった現在でも完璧な状態で博物館に収められている。排水量約40トンのこの船の設計は、専門家によると奇想天外なものだという。専門家たちは言う。「船首と船尾の高さは、外海の高い波を乗り切るためのものであり、ナイル河のさざなみには必要ない」「このような船が建造できるのは、外海で航海をした長い経験と伝統がある人々だけだ」

 

π

ピラミッドの幾何学的な主要要素は、いずれの場合も、地上から頂上までの高さと、地上における建造物周辺の長さだ。大ピラミッドの場合、オリジナルの高さ146.7mと周辺の長さ92l.44mの比率は、円の半径と円周の比率と同じになる。つまりなのだ。ピラミッドの高さにを掛けるとピラミッド周辺の長さになる。

146.723.14=921.44

大ピラミッドの高さと周辺の比率を実現するためには、斜面の傾斜を52度という面倒で難しい角度にしなければならない。45度の角度にすれば古代のエジプト人にとっては、建設がやさしかったはずだ。

大ピラミッドの基本的考えは、地球の北半球を表わそうというものだ。頂点は北極を示し、土台の周辺は赤道を意味する。だから周辺が、高さのなのだ。大ピラミッドは北半球の43200分の1の縮図となっている。

 


 


古代エジプト大冒険

 

スフィンクスはピラミッドより古い

スフィンクスの参道がズレていることから推測できる。

スフィンクスとは古代エジプト語で「姿・復活」すなわち再生・復活の意味。

古代エジプト文明の特徴はシメントリー=左右対称なのに、ピラミッドの入り口はなぜ左にズレているか?

 

魂=バーが上下運動(ヘビのような)をしながらエネルギーを蓄える。

ピラミッドとは魂の再生・復活の場である。

 

セティ1世の息子ラムセス2世

その妻ネフェルタリ

 

カルトゥーシュは王のみが使う

探検家ジョバンニ・ベルツォーニはラムセス2世の巨像を英国に運んだ。→大英博物館

 

砂に埋もれたアブシンベル神殿を発見

神殿奥に朝日が差し込むことを発見

ラムセス2世はヒッタイトと戦う

カディシュの戦い→アブシンベル神殿の壁画に描かれる。

世界最初の和平条約

産経新聞2007大晦日

ギザの古代遺跡群、浸水の危機

 

地下水はスフィンクスの真下約4メートルまで迫っている。

砂漠に下水を染み込ませていることが原因とみられ、エジプトは近く地中に排水管を敷設するなど対策に乗り出す。