バーリ〜ナポリ
オストゥーニ、アルベロベッロ、マテーラ

 

9月13日 成田⇒ミラノ⇒バーリ

13:00 JL417 NRT  21:20 AZ1637 ミラノ、マルペンサ空港発 23:00 バーリ空港着  

空港〜ホテル 4` 所要:30

SHERATON NICOLAUS  

快晴のイタリア・アルプスを眼下にフライト

バーリBari
アドリア海に臨むプーリア地方の州都である港町。
岬に広がる旧市街にはノルマン時代の城が残り、中世の海運都市の面影をとどめる。
アドリア海の中心都市として古くは十字軍船出の港。現在の人口は
35万人。

サン・ニコラ教会
ノルマン人支配の時代に建てられたプーリア地方を代表するロマネスク教会。1197年完成。
トルコ地中海沿岸からバーリの船乗りが持ち帰った聖ニコラ(サンタクロースの由来となった聖人)の遺骨を聖遺物として安置。
聖ニコラはバーリの守護聖人であり、船乗りや子供たちの守護聖人。

9月14日 オストゥーニ〜アルベロベッロ

ガイド:鎌倉MS 鈴木MS

10:00 オストゥーニに向け出発 11:00 オストゥーニ着

入り口が解りにくいのが白い街の特徴 
白い街オストゥーニへ。街には到着したが白い街の入り口がよくわからない。
中心に向かって高くなっている様子が外観からも解る。
敵の侵入を防ぐために造られた城壁の街なので入り口が解りにくいのは当然。

白い街オストゥーニ 迷路のような町並み カテドラーレ

大聖堂
街一番の見所は「カテドラーレ」ちょうど丘の頂上に位置する15世紀後半の建物。正面ファサードはオリジナルでとても変わっている。  
美しい滑らかな円形のカーブを持っていてこれは国の指定モニュメント。
正面の窓には円形の
24本の柱が配されその中に更に小さな12本の柱。それを取り囲む額縁には12人の天使の顔の彫刻されている。
ちなみに教会はモニュメントにあたるのでさすがに白塗りになっていない。
カテドラーレは白い町の中にポッと現われる茶色の建物でそれが一層際立っている。

12:30 オストゥーニ発アルベロベッロへ

13:00 アルベロベッロ着 イタリア語で「美しい木(樫の木)」という意味

L’ARATRO ララトロにて昼食 トゥルッリでの食事 アルベロベッロ、モンティ地区

ORECCHIETTEオレキエッテ、耳たぶのパスタ  VEAL ESCALOPE仔牛薄切り肉のソテー

14:00 アルベロベッロ市内観光

アルベロベッロ
フィオレンティーニ通りから散策開始。
サッシ群を見下ろすカテドラーレは
1270年の創設。
正面の薔薇窓が印象的なプーリア・ロマネスク建築で、堂内には町の守護聖母プルーナの聖母のフレスコ画がある。

駅前ポポロ広場

西側のモンテ地区
トゥルッリ建築様式のサン・アントニオ教会
 ツゥルッリ文化博物館

東側のアイア・ピッコラ
モンティ地区よりも古くトゥルッリが形成される過程を目にすることができる。

キアンカレッレ 屋根に白で描かれたマークのこと 石を積む職人=カゼッダリ

アルベロベッロ 東側よりモンテ地区を臨む トゥルッリと街灯
屋根にはかわいい魔除け トゥルッリ建築様式のサン・アントニオ教会 教会の祭壇画

16:00 アルベロベッロ発

17:00 バーリ着  

ノルマーノ・スヴェヴォ城(カステッロ)
巨大な二つの塔を持ち、
アラゴン家のイザベラ女王が住まった歴史を持つ。

19:30 VECCHIA VOLPEにて夕食

チッタ・ヴェッチア=旧市街、ポンテ・ヴェッキア=古い橋 トルティエラ:漁師料理  SQUID アオリイカ

9月15日 バーリ〜マテーラ〜ナポリ

09:00 バーリ発

10:00 マテーラ着(バジリカータ州、グラヴィーナ渓谷)

=山と丘陵の土地で平地は8.1%のみ。その自然条件の下、斜面を利用した洞窟住居が生まれた。 CASA GROTTA CAVE

マテーラ
1993
年ユネスコ世界遺産に登録されたマテーラの洞窟住宅サッシ
サッソとは岩や石(凝灰岩)を意味するイタリア語でサッシはその複数形。

ムッソリーニに追われたカルロ・レーヴィの著作により、マテーラの惨状が世に知られるようになり、マテーラは有名になった。

130
あまりの洞窟教会が存在。

サンタ・ルチア・アッレ・マルヴェ教会:「大天使ミカエル」「聖母の戴冠」などの壁画。

サンタ・バルバラ教会:マテーラで一番古い洞窟教会「聖母子」「聖女バルバラ」のフレスコ画。

ドゥーモ13世紀のロマネスク様式。正面のバラ窓が美しい。立派な鐘楼は町のどこからでも目に入る。
内部、左手の「石の祭壇」及び「ブルーナの聖母」の壁画は見逃せない。

マテーラの街を一望 サッシと可憐な花
映画「パッション」の撮影舞台 屋根の上の太陽神 ドゥーモ

12:00 VECCHIA MATERAにて昼食

     ペンネ パスタ(ペン先) ローストポーク

ペンネ・パスタ「ぺん先」を語源とするペンネは、 その名のとおり、中が空洞になっているペン型のパスタ。 
特に、ソースがからみやすいように表面にスジがいれられたものを「ペンネリガーテ」と呼ぶ。。
ペンネアラビアータが最もポピュラーで、 その他にはチーズソースのような濃厚なソースによく合う。

13:00 マテーラ発 260`

16:30 ナポリ着

HOTEL MAJESTIC

ナポリ
ギリシャ人がネアポリス=新都市と名付けたのが起源。
1140年ノルマン人が統治、13世紀にアンジュー家、続いてアラゴン家が王国の首都とした。1503年よりスペイン総督が支配。
1734
年ブルボン王家の元でナポリは首都に返り咲く。鹿児島と姉妹都市。
VIA KAGOSHIMA  

ケーブルカー フニコラーレFunicolare ヴォメロの丘
この世で一番美しい海岸。「ナポリを見て死ね」 中庭の文化(外観は質素、中にお金をかける)
サンフランチェスコ・ディ・パオラ教会=ローマのパンテオンがモデル。
サン・カルロ劇場はイタリアの三大歌劇場。
サンタルチア港の卵城は神聖ローマ帝国皇帝フリードリッヒ
2世が再建。 ナポリの守護聖人=聖ジェンナーロ。 ピザ発祥の地。  

19:30 VAN BOOLにて夕食

RISOTTO WITH SCAMPI 手長えびのリゾット  COD FISH タラ

スパゲッティの語源は、紐(spago)から派生した、細い紐と言う意味のスパゲット(spaghetto)である。

ナポリタン(Spaghetti alla amatriciana) ナポリ風の意、日本では主にトマトケチャップ味  
ミートソース(ボロネーゼ 挽肉とトマトなどを煮込んだソース。  
ボンゴレ(vongole) 二枚貝(日本はアサリ、伊ではガリアハマグリ)を使ったパスタ料理  
ペペロンチーノAglio, Olio e Peperoncino アーリオ=ニンニク、オリオ=オリーブ・オイル、ペペロンチーノ=唐辛子  
ペスカトーレ 魚介類とトマトソースのスパゲッティ。ペスカトーレとは漁師の意味。  
カルボナーラcarbonara 「炭焼のパスタ」=黒コショウ。
ベーコンとニンニク、生クリーム、パルミジャーノ・レッジャーノ(英パルメザンはDOP規格外)、卵黄のソース。濃厚なソースなためパスタには太くて平たいフェットゥッチーネ。  
アラビアータ (arrabbiata)  別名「怒り顔のパスタ」。 口から火が出るくらい辛い  
イカスミスパゲティ(Calamaro Nero Black Squid  
ヴォメロの丘よりナポリの夜景 王宮前広場 卵城の夜景

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